既存の住まいの骨組みを読み解き、未来の暮らしを設計する。
渡辺工務店の増改築には、四つの専門家の眼が同時に注がれます。
新築は、図面どおりに進みます。土地に建物を立ち上げる、新しい工事です。
しかし、増改築は違います。すでにそこにある住まいの骨組みを読み取り、これまでの暮らしの記憶を尊重しながら、これからの暮らしを設計する。図面だけでは決まらない、現場での判断が積み重なる仕事です。
だからこそ、渡辺工務店の増改築には、設計士・職人・専門職人・現場管理者という四つの専門家の眼が、同時に注がれます。
増改築の最初の関門は、既存住宅の構造を読み取ることです。どこまで壁を抜けるか、どこから増築できるか。骨組みを理解できなければ、その判断はできません。
渡辺工務店は一級建築士事務所として、住まいの構造を読み解いたうえで、増改築の可能な範囲を見極めます。図面のない古い住宅でも、現場で構造を把握する眼が、住まいの可能性を引き出します。
図面どおりに進まないのが、増改築の現場です。壁を開けたら想定外の梁が出てきた、配管の位置が違った、土台が傷んでいた。そういった「想定外」が、増改築には必ず起きます。
渡辺工務店の職人は、図面を読むだけでなく、骨組み自体を理解しています。だから、現場での想定外にもその場で対応できる。設計士と職人が同じ言葉で話せる現場が、増改築工事の質を決めます。
住まいの工事には、水まわり・電気・断熱・耐震・外装と、それぞれに専門領域があります。どれかひとつの素人判断が、後々の不具合の原因になります。
渡辺工務店は、それぞれの分野で経験を積んだ専門職人と連携しています。水道工事は水道工事士、電気は電気工事士、断熱は断熱の専門職人。それぞれが、その分野の不具合の予兆を先回りします。
建築士・職人・専門職人。それぞれが優秀でも、ひとつにまとまらなければ住まいは完成しません。誰が、いつ、どこに入るのか。材料はいつ届くのか。施主との連絡は誰がするのか。
渡辺工務店の現場管理者は、すべての職人を束ね、工程を管理し、施主との窓口にもなります。現場で起こるすべてを把握し、最後の完成度まで責任を持ちます。
渡辺工務店は、これら四つの専門家を、一つの現場に同時に注ぎ続けてきました。
これが、四十年にわたって続けてきた、私たちの増改築の流儀です。